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旧三年六組さん (8fuu68mn)2024/5/7 22:24 (No.1157351)削除投稿99-第九交響曲
五月の空を元気に泳ぐ鯉のぼりには心いやされます
ところで
二百年前1824年5月7日金曜日は
ベートーヴェン作曲交響曲第九番二短調作品125が
ウィーンで世界初演された日です
その第九交響曲は
天地創造を思わせる第一楽章は不協和音で始まります
第二楽章は疾風怒涛で疾駆します
第三楽章は天国的な安らぎに満ちています
ところがあろうことか
第四楽章冒頭でその三っつの楽章を否定し
目指すのは歓喜の歌であると最重低音のコントラバスで
ミミファソソファミレドドレミミレドと人類の旋律を奏でます
人類の旋律は
チェロビオラバイオリンと受け継がれ
空前の人声合唱に引き継がれます
その時ベートーヴェンは53歳三か月でした
すでに作曲家にとって致命的なことに耳は完全に
聴こえず満身に病を抱えていました
事実ベートーヴェンの余命はあと二年十ヵ月でした
生涯独身で家庭的にもこの世的な幸せとも無縁でした
私的にそもそもベートーヴェンとの出会いは
青春時代のある年も押し迫った日に
カラヤン指揮ベルリンフィルの第九の第三楽章の第二主題に
それこそ魂を奪いされるほどの感動をしたことです
根源的な音楽への巡礼のはじまりになりました
あれから半世紀余
今手元にベートーヴェンの全作品集二セットがあります
全CD枚数172枚他クラシック音楽ほとんどを
時々聴きながら音楽に出会えた幸いを感じます
追記
日曜日には
初めて飯塚新人音楽コンクールにでかけました
今年は43回目だったそうです
荒木君とも竹森先生とも遭遇できて幸いでした